お金が貯まるのは、どっち!?
2015年6月8日 読書
待つこと5ヶ月、読むのに費やした時間は1時間。
まぁ、当然のことが書いてある訳で、それでも気になるタイトルで(笑)
人生経験の長い私には当然のことでも、若い人は読んでおいた方が良いかな。
リボ払いの利息は高いから、決して使うな ! ! とか
キャッシングは多重債務の元になりかねないので、使うな ! ! とか。
支払いが滞るとすべて判る仕組みになっているから、信用を失うとか。
「うん、なるほど・・」 と確認しながら読んでも損はしないかも。
貯め込むな! お金は死ぬ前に使え。
2015年2月18日 読書 コメント (2)
だって、「高齢者では4千万円の貯蓄を持っている層が最も多い。
イザという時の為に1千万円、年金で足りない生活費の補填に1千万円
さぁ、残りは死ぬまでに使い切りましょう」って言ったって
それだけ蓄えがある高齢者、そうざらにはいないでしょ。
「介護が必要になったら介護保険があるし、
病気になったら健康保険があるから大丈夫。
心配しなくても、年金は必ず貰えるから、安心してお金を使いましょう。」
って、この本、荻原さんが書いたものじゃないような気がします。
今年から増税になる相続税対策とか、投資は止めた方が良いとか
役に立つ内容もありましたけど、ちょっと乱暴な内容が多かったというのが感想です
夫の希望で「岳人」夏山号と秋山号の2冊。
Amazonで調べた時には、どちらも2013年版は売り切れ。
1年で山が変わるわけじゃなしと、2012年版を注文。
何と付録が無いだけで、新品2冊で800円で送料無料。
夫は来年はどの山に登ろうかと、本を開いてウキウキ。
妻は安い買い物で、ニコニコです。
ホリスティック医学については、いまひとつ良く分かりませんし
すべてに同意する訳ではありませんが、読んでいて愉快です。
日々生命のエネルギーを高め続け
死ぬ日を最高に持っていくための心構えを持つ事が、
もっとも大事なのです。
生が与えられている間は、生命を大事にし
いざ死を迎えたら上手にポックリいき
死後の世界に猛烈なスピードで飛び込んでいく
私も、エネルギーをたっぷり蓄えて、生命の躍動のクライマックスに達した時
魂のふるさとである「虚空」へ、猛烈なスピードで飛び込むのが楽しみにさえ思えます。
医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
2013年10月3日 読書
著者の近藤誠氏は、「患者よがんと闘うな」などの著書で
有名になった医者だが、内容は同じ流れの本だった。
同意する部分と、同意できない部分があるが、一読しても損はしない。
しかし、ある程度の知識を持って、内容を冷静に読む必要があると思う。
「えーっ、そうだったんだー」と動揺してはいけない。
しかし平成27年1月1日から改正相続税法が施行されて、相続税控除が
大幅に減額されるから、首都圏に不動産を持つ方は影響が出るでしょう。
田舎に住むwitchなどは、宝くじに当たって大金を手にしなければ
関係ない話で終わるかも知れないですが、まずは勉強 (笑)
結論としては「相続時清算課税」よりは「暦年課税贈与」が有利らしい。
配偶者が相続する「一次相続」では課税を甘くして、子供達が相続する
「二次課税」でバッチリ取るつもりだとの事だから、対策が必要。
又、間違えて多く納税しても税務署は「多すぎますよ」とは決して言わないから要注意。
な～んて、相続税対策をするほどの資産も無いのに勉強だけはしてみました(笑)
「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか？
2013年4月21日 読書
手違いで、私の順番がとばされたのかと思って諦めていた。
希望者が沢山待っているので、早めに返却するように言われたので
急いで読んで、夕方返却してきた。
内容はと言うと・・・・って感じだった。
主張は一つ、意味のない抗がん剤、胃ろうは止めて、
自宅で看取りなさいという事。
そうすれば、多少死期は早まっても、満たされた穏やかな気持ちで逝けるだろうと。
しかし、そう簡単な問題ではないだろうという気がする。
涸れるように死んでいくのが平穏死と言っても、
イザとなれば、患者も周辺の者も心は揺れる。
例えば、witchが涸れて死んでいくのを「これが平穏死」と納得して
夫が見続けて居られるだろうかと想像すれば、きっと無理でしょう。
思い通りの死に方 (幻冬舎新書)
2013年3月14日 読書
老人医療に関わる二人の医師の対談だけに
「なるほど」 と参考になる部分も多い。
回復を見込めない年齢の高齢者と医療との現実は参考になる。
「死に方」というタイトルで高齢者予備軍の関心を引いて
実は「後悔しない生き方をしよう」 と提言している本。
すぐ読み終わるから、図書館で借りて読むのが丁度良い本。
孤独死の作法 (ベスト新書)
2012年7月14日 読書 コメント (2)
何となく知っていても、専門家による正しい知識が必要です。
悲惨なイメージを与える孤立死でなくても
子供達が離れた場所で生活し、夫婦のみの生活になった時
片方に先立たれれば、必ずもう一方は孤独死を迎える可能性がある。
その時、どうすればもっとも周囲に迷惑をかけずに終わらせられるか。
元気な内に考えておく必要があるでしょうね。
夫はこのテーマについては、考えたくもない、話題にも上らせたくない人で、
自分が先に死ぬと思い込んでいるので 「 後はよろしく頼む ! ! 」
そんな事分かる訳無いけれど、とりあえず必要なのはエンディングノートと身辺整理かな。
そうか、男性が老化するとこんな風に我儘になるんだ。
自己中な行動を当然と思うようになり、それを補うのは妻なのか。
そんなものだと分かれば 「 仕方がないっしょ 」と
円満な家庭生活を過ごせるように妻が寛容になる。
定年後の夫婦の日常を円満に過ごすために、妻が読んでおく本ですね。
「ねぇ、この本面白いかも」と夫に渡しておきましたが、どんな感想を持つでしょうか。
大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
2012年6月14日 読書 コメント (2)
かなり日にちが経っていたので、飛ばされてしまったかと思っていた。
「この本は予約が続いているので、早く返して下さい」の付箋付き
ということは、大往生に関心が高い高齢者が多いということだろう。
でも、ペラペラと読んでしまえる程度の内容と量の本だった。
先の無い年齢になってからの強制人工栄養法はやめて置いた方が良いという再認識と、意思表示を形にして残しておくべきという事は役立った。
人間としての活動も楽しみもなくなってから、生を繋ぐためだけの栄養は不必要でしょ。
癌は治療しない方が痛まずに最後を迎えられるとか、予防接種は意味がないという主張は
当てはまる人もいるし、当てはまらない人もいる。
該当しない人たちにとっては不愉快で、反撥を感じる事だろう。
「死ぬのはがんに限る」なんていう記述は、癌で闘病している人の神経を逆撫でする。
著者の中村氏は、癌になった事があるのだろうか、患者の心理を理解できるのだろうか。
購読対象者が高齢者だとしても、「生殖年齢を過ぎた人は死は自然に任せろ」って
生殖年齢はあまり気持ちの良い言葉じゃないですね。
悪い夢を見てしまった
2012年3月24日 読書 コメント (2)
ツアー参加者15名とガイド3名の紹介から始まり
旭岳を出発してからトムラウシ山登山口に下山するまでの3日間
力尽きて8名が次々命を落とす経過と、生き延びた10名の地獄の時間。
募集型ツアー登山の問題点と恐ろしさを、まざまざと感じた。
ハードな縦走登山だから、参加資格は登山上級者なのだろう。
百名山登頂にあと一息、北海道での残りはトムラウシだけの人が多い。
しかし殆どが60歳代の女性で、実力は相当に差があるし
それまでもクライアントとして、催行社のサポートを受けながらの登頂だったようだ。
荷揚げのポーター付、世話係のサブガイド付で、本人は歩くだけで何とかなったような。
大体、台風並みの風雨の中に突っ込んで行くのは、信じられないような無茶な決断だ。
北海道の山を標高だけで判断し、自然の過酷さを忘れた、舐めたような姿勢だった。
ガイド3人が初対面で、リーダーがトムラウシ登山の経験無しというのも問題だった。
などと考えながら寝たら、自分が遭難し、もがいている悪い夢を見てしまった。
朝、夫に話したら 「そうだろ ? オレも読んだ後、遭難する夢を見た」 と。
そして「旭岳からトムラウシへの縦走踏破への意欲が湧いてきたぞ 」 と。 ヤレヤレ ! !
死ぬことを学ぶ (新潮新書)
2012年3月21日 読書
文章が自然体で、しかも難解でないのでスーッと入ってくる。
切腹の美化や殉死に関しては史実であるが、何とも言えない。
著名な小説家のエピソードも、美化しないでそのまんま(多分)書かれて
今までに知っている事も知らなかった事も、それなりに面白かった。
江藤淳氏の自殺については、過去に文春に特集が組まれていたし、
TVで取り上げられた番組も幾つか見て
「江藤淳でもねぇ」 と衝撃を受け、妻の存在の大きさをを再認識したものだった。
北海道にゆかりの深い有島武朗は同性愛→略奪愛→堕落した生活→自殺→
遺体発見は1ヶ月後。 へぇ～という感じ。
太宰治も好きじゃなかったけれど口に出せないでいたら、著者も好きではないという。
「 お～、やっぱり 」 と、仲間を得た様な気がした。
他にも芥川龍之介、川端康成、三島由紀夫など、サワリだけだけれど面白い。
一番心に残ったのは最終章、著者の「五十歳の辞世」で、その一部。
やっかいなものだな。
つくづく、そう思う時があります。
死ぬのは難儀だ。
生きるのも、難儀。
だんだん、そう考える頻度が多くなってきた気がする。
よくない傾向です。
でも止まらない。
私は、これに共鳴するものではありません。
死ぬのは成り行き。
生きるのを難儀と感じないで日々を過ごせるのは、幸せなことだ。
そう思っています。
頼りになる相方がいて、子供がいて孫がいて、テニスコートにもDNにも友達がいて。
ドキュメント生還－山岳遭難からの救出 (ヤマケイ文庫)
2012年3月14日 読書 コメント (6)
遭難の原因別に「滑落遭難」「気象遭難」「道迷い遭難」「雪崩遭難」
それぞれ7件の事例について、当事者に取材し詳細に分析してある。
殆どの山が歩いた事のある場所だけに、実感を持って迫ってきた。
私達は冬山には行かないから雪崩遭難はないし、
荒れそうな時は歩かないから、雷以外は気象遭難の可能性は少ない。
一番可能性があるのは滑落遭難だろうか。
滑落は誰にでも起こりうる事で、今まで私達が遭遇しなかったのは幸運だったと思える。
難所を越えてほっと気が緩んだ時、集中力が途切れた時が一番危ない。
今年はこの本で勉強した事を生かして、安全な登山に努めたいと改めて思う。
夫もすべての本を読んで、今までの山歩きに対する姿勢を反省していたようだ。
中高年の登山者に対して指摘される「体力・技術の過信」 が気になっていたし
私を置いてさっさと行ってしまう「我儘な態度」 も見られた。
どちらも反省したようで、それだけでもこのシリーズを借りた甲斐があったというものだ。
他に「山の突然死」を読んで、健康チェックする気になったようだ。
妻のアドバイスは聞かないけれど、実例を読むと納得してその気になるなんて
親に反抗する子供とよく似ているね(笑)
山の遭難―あなたの山登りは大丈夫か (平凡社新書)
2012年3月2日 読書
夏山シーズンを待ち焦がれつつ、安全に登山をする為に
「山の遭難」シリーズを読んでいます。
①ジャンダルムは別格として、一般登山者が挑戦できる最大の難関
槍ヶ岳→北穂高岳の大キレットを越えて奥穂高岳→前穂高岳の縦走
②昨年、シューズトラブルで登山を断念した甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳
天候次第で、プラス北岳→間ノ岳→農鳥岳の白峰三山完全縦走
③南八ヶ岳の権現岳から赤岳へのキレットを越えて横岳への縦走
今年は「 これ位登りたいなぁ 」 と思っていますが、年も年ですからどうなります事か。
遭難事故の80％が中高年登山者だそうですから、迷惑をかけないようにお勉強(笑)
目の前に片付けるべき仕事があるときに限って本が読みたくなるのは、逃避でしょうか。
クロスカントリースキー・ハイキング
2012年1月7日 読書
しかし、年が変わってから殆ど雪が降らない日が続いていて
近くの遊歩道は夏道に近い状態。
「香雪園のクロカンコース」 も新雪が無くガリガリ状態。
ネットでグリーンピア大沼にクロカンコースがあると出ていたので
問い合わせると、利用者が少ないので閉鎖したとの事。
先日ネットで注文したこの本が届いたので、早速勉強している。
中古本なので送料込みで398円。
中古本と言っても、発行が1998年というだけで本自体は新品。
テクニックがそう変わるものではないから、お買い得品だった。
山で死んではいけない。遭難防止マニュアル
2011年12月27日 読書 コメント (2)
年末の忙しさも山を越えたような気がするが
夫は集金や駆け込み注文で30日まで結構忙しいかもしれない。
私は電話の応対の他は、おせち料理を作る。
母から受け継いだ料理を作って、頼まれている次男宅に送る。
年越しは夫の希望で寄せ鍋、支度も後片付けも簡単で助かる。
お正月休みに読むために、このシリーズ3冊を借りた。
私達は実力以上のレベルの高い山に挑戦し、今までは幸運にも事故にならずに登頂できた。
ここで今一度振り返り、謙虚に反省して来年の登山に備えようという気になった。
しかし読み始めてみると、私流の登山計画が正しい事も分って心の中で頷いている。
「 深夜便で駆けつけて寝不足で登るな 」とか「 悪天候の時の登山は体力を消耗し
低体温症の元になるから中止しろ 」 とか 「早出早着が基本」 とか。
来年の最大目標は、槍ヶ岳から大キレットの難所を越えて穂高への縦走。
「山で死なないために」しっかりと勉強しようと思っている。
リクエストしたのは、ずーっと前で、もう諦めていた。
“ 無縁社会、無縁死 ”に関心がある中高年が多いということだろう。
「 待っている方が沢山いますので、出来るだけ早く返本して下さい」
と言われたので、真面目なwitchは徹夜して読んだ。
内容はテレビで放送するための取材のその後といったところ。
ちょっと気になったのは“ 呼び寄せ高齢者 ” の項。
子供達が親元から離れた土地で家庭を持ち、生活基盤を築いた場合、
親の老後の世話をするためには、親を呼び寄せるより仕方がない。
しかし、高齢になって子供を頼りたくなっても出来る限り自分の力で生きた方が
親・子、どちらにとっても幸せなような気がした。
お互いを気に掛け合いながら、自立した生活を続けるのが良いのではないだろうか。
可能な限りという条件付きで。
団塊モンスター―“妄走老人”たちの事件簿
2011年1月29日 読書 コメント (2)
これで1260円とは高いですねぇ。
私はタイトルに興味を持って図書館で借りてきたから良いですが
夫に言わせると 「何だこれは。大きな字でバカにしてるんじゃないか」
ネットで調べたら2010年9月15日初版で、中古品は400円台で出ている。
まぁ、そんなものでしょうね。
最近は年寄りにも読みやすいようにと、大きな字の本が多い。
親切なつもりかもしれないけれど、中味が薄くてホント腹が立つ。
「団塊モンスター」 とか「妄想老人」 とか何が書いてあるかと関心を持たせておいて
事件簿というほどの大層なものではない、その辺に転がっているネタの羅列。
これですもの、買う気は起きないですよね。
