38年前の8月1日、安定したサラリーマン生活に終止符を打ち、北海道に帰って来た。
私の父の仕事を引き継ぐ為とはいえ、夫にとっては大決断だったと思う。
ここは私の地元で、夫にとっては友人の一人もいない土地である。
「良く決断したよねぇ」と、38年前を振り返ってそう思う。
私としては、真夏の炎天下をカバンを持って歩く夫の姿を想像して
「北海道で自営業もありかなぁ」という気がして、少し背中を押した。
それが今では沢山のお客様に頼られる存在になり、この年齢まで現役で仕事が出来る。
38年前の大決断は正解だった。
私の父の仕事を引き継ぐ為とはいえ、夫にとっては大決断だったと思う。
ここは私の地元で、夫にとっては友人の一人もいない土地である。
「良く決断したよねぇ」と、38年前を振り返ってそう思う。
私としては、真夏の炎天下をカバンを持って歩く夫の姿を想像して
「北海道で自営業もありかなぁ」という気がして、少し背中を押した。
それが今では沢山のお客様に頼られる存在になり、この年齢まで現役で仕事が出来る。
38年前の大決断は正解だった。
コメント
このお話を伺って、ちょっと、胸が痛みます。
実は、私の父も自営業。 跡取りの息子(私の弟)に背かれ、会社を泣く泣く、畳みました。
娘婿の主人が継ぐと言えば、父も喜んだことでしょう。
でも、主人は、男の子一人の身。 それに、商売には向いてない芸術肌の人。
孫息子(私の長男)が継ぐまでのつなぎでも良かった…と、今になって、後悔しています。
隔世遺伝と申しましょうか、我が息子は、祖父譲り。 商売に向いていたかも・・・。
今となっては、ほろ苦い思い出です。
人生って、どこに岐路があるかわかりませんね。
後から振り返って、あの時だったと思うのでしょう。
今のお二人のご様子をお聞きしていると、
まさしく「38年前の大決断は正解だった。」と思います。
娘婿が商売を継ぐのは、口で言うほどたやすいことではありません。
商売を継ぐ気はないけれど、あれこれ言いたい私の兄二人が居た訳ですから。
夫は技術系の仕事をしていて商売とは縁遠い人間でしたが、誠実さでここまできました。
どの選択が正解だったかは、人生が終わる頃にならなければ判らないものです。
38年前の決断がなかったら、今頃は東京で年金生活を送っていたのかもしれません。
当時の先輩達と未だに連絡を取り合って繋がっていられるのは、幸せな事です。
私も当時の仲間の会に入れて貰って、年に一度の集いで楽しい時間を過ごしております。
こういう仲間意識は、今の組織ではなかなか無いことでしょうね。
幸せな時代に生きて来たと感謝しております。