予選リーグ3戦目、決勝トーナメントに進めるかどうかの大事な試合の1時間半前に
対戦相手のラオニッチが足のけがを理由に棄権し、リザーブのフェレールに代わった。
フェレールとの対戦成績は錦織の5勝3敗と有利とはいうものの、ビッグサーバーの
ラオニッチとストローカーのフェレールでは、対策が全く違うから誰もが心配しただろう。

しかし、直前の交代劇にも関わらず、素晴らしい対応力を発揮して決勝に進んだ。
絶妙なドロップショットとロブの使い方は、錦織の優れた対応力と賢さを見せつけた。
あの冷静なフェデラーが悔しさで、ラケットをへし折る程だった。

調子の悪かったサーブも戻りつつあるけれど、準決勝のジョコビッチ戦はどこまで頑張れるか。
今大会は出場権を得るのが最大の課題で、それを決勝まで進んだのだから素晴らしい事。
もう十分称賛に値する闘いぶりだとおもうので、温かく見守りましょう。

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