「認知だから入院させた ! 」

2014年6月21日日常コメント (2)

車で10分ほどの場所に住む実家の母、ここ2ヶ月ほどプロパンの使用量が極端に少ない。
気にしていたところ、夫が隣に住む兄嫁に出会ったので事情を聴いたら
「認知で一人暮らしはできないので入院させた」　との事。
入院中に介護認定を受け、次の受け入れ先を探すのだと言う。

ちょうど今日、見舞いに行くという事なので私も様子を見に行った。
行ってみると談話室で、他の人から離れてポツンと座って外を見ていた。
私の顔を見ると、思いがけなかったのか一瞬「アレッ」という顔をしたが
嬉しそうに私に支えられて病室に戻った。
「家に帰りたい。早く治って家に帰りたい」　と訴える。
でも多分、すべてを取り仕切っている兄嫁と姪の口振りからは、もう家には帰れないのだ。
次の落ち着き先は、入院している病院の系列の老人ホームになるのだろうから。

母も89歳、父が亡くなった後9年間一人で頑張ってきたけれど、もう無理だろう。
と、冷たく感じられる私の態度に不快感を覚える方も多いと思われるが
私が12歳の時実母が亡くなり、15歳の時に後妻に入った人で、それはそれは
色々な事があって、根本的に価値観が相容れず、夫にとっても理解しがたい人物なのです。

私達夫婦も弥次喜多道中のように「エッチラオッチラ」やっている間は良いとして
一人暮らしが危うい年齢になったら「認知だから入院させた。施設に入れた」
と言われる状態になるのだろうかと想像すると、ゾッとする。
お金を残そうとなど思わずに、楽しい思いをして「はい、さようなら ! ! 」
と逝きたいものだけれど、思い通りに人生を締めくくれる可能性は数パーセントもないだろう。

アミ

2014年6月23日7:47

witchさん！

父の後妻さんのことを思い浮かべました。
まさに、財産目当ての彼女。　父の死後、４９日も経たぬ間に実家を処分。
財産は、すべて、父の生前にコツコツ（笑）と、名義を自分に変えてました。
少しの土地を、私たち姉妹に残してくれたのは、彼女の隠れ蓑。
どれだけ、私たちをないがしろにしたことか・・・。
あまりに似てるので、おかしくなりました。
お気持ち、手に取るようにわかります。
でも、今は、悔しさよりも、自分の老後を、いかにきれいに生きるか・・・。
それが一番の気がかりです。