今年になってから「流されていく高齢者」が続出しているようだ。
情報源は夫だけれど、話を聞く度に他人事とは思えない切ない気持ちになる。
近い将来、自分も同じような境遇になっているかも知れないのだから。

Aさんはしっかり者のおばあさんだったけれど、入退院を繰り返した後
施設に入る事になった。
住んでいた家は重機が入って、すべてきれいさっぱり片付けられたという。
おばあさんの思い出も、大切にしていたものも何もかも一緒くたに・・・

Bさんは体が不自由で自宅で生活できなくなり、施設に入居することになった。
奥様が別棟に入居して、面倒を見られるという。
折り合いの悪かった向かいのお宅では、Bさんが引っ越した後に塩を撒いたという。
もしBさんが亡くなったら、旧宅の土地は市に寄付し、息子さんと同居なさるらしい。

他にも心ならずも住み慣れた土地を離れた方、入院したまま最期を迎えられた方。
自分がどのように流されていくか判らないけれど、私も身の回りを片付け始めている。
息子が居たって離れた場所で所帯を持っていれば、当てになるものかどうか・・・

コメント

nassie
2014年4月30日10:38

我が家も家を処分して、長女が今度引っ越すマンションに同居(別部屋を購入)しようと言っています。でも当面は一人で過ごすつもりですが、近未来の状況がうまく想像できません。

naochan
2014年4月30日23:41

今、まさに、母の事を思います。

同居することにしましたが、歩けないのでまだ病院に居ます。
でも、気を遣うしなぁ、と言い出して・・・・
母の行く末が見えません。

重ねて、自分の行く末も。

witch
2014年5月1日2:40

♪nassieさん
ご長女さんも、一人で暮らしているnassieさんのことが心配なのでしょう。
できれば、今の家の所有権は残しておきたいですが、東京では価格も高くて
そうも言っていられないのでしょうね。

気にかけて下さる身内がいるnassieさんは幸せですが、残りの人生がどの位のものか
全く予測できないので、大きな変化は掛けににたようなものですね。

witch
2014年5月2日9:43

♪naochan
お母様とっては、naochanが最大の頼り。
甘えたり、我儘を言ったりして、naochanの関心をつかんでおきたいのでしょう。
残り少なくなってきたお母様の日々に寄り添おうとしているnaochan、尊敬します。

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