たまたまそのときそこに

居合わせたというだけのことで

ひとりの人間が死ぬ

ふたりの人間が死ぬ

いや それは

ひとりやふたりだけのことでは

ないかもしれぬ
          詩人黒田三郎 「日常茶飯事」

新聞の「卓上四季」に載っていた詩です。

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