20日〆で行う私の仕事、今月も無事に終わらせてほっとしている。
月に一度、沢山の漢字を書き、計算し、ミスのないように細心の注意をして
金融機関数ヶ所に自動払い込みのデータを送信する。
「 この仕事があるお陰で、ボケないで居られるのかも知れない」 とフト思う。
夫婦で話し合って決めた営業終了の日まで、後2年。
「ねぇ、仕事を止めてしまったら、一気にボケるかも知れないわ」との私の言葉に
「お前は大丈夫だろう。 ボケるとしたらオレだよな」 と夫が笑う。

夕方、信金のN氏が来た。
昼間、この信金である事務手続きをしたら、あまりの手際の悪さで埒が明かず
終わったら届けてくれるように言い残し、少々怒って帰宅したのだった。
驚いて「えっ、Nさん。 支店長になってあそこの店舗に居るの ? 」と訊くと
定年退職後、年金が満額支給になるまでの5年間、嘱託として勤務するのだと言う。
かつて、この店舗に勤務していた時の当店担当で、仕事以外にも接点があった。
とてもお元気そうで溌剌としていたけれど、嘱託の待遇について愚痴っていた。

テニスコートで会う同期のTさんが「 毎朝、今日は何をして過ごそうかと考えるのも
辛いものがあるよ 」と言っていたのを思い出し、仕事があるのは幸せな事だとつくづく思う。
自営業で続けられる仕事があるのは、もっと恵まれているとも思うけれど
元気な内にきれいにけじめをつける必要があるのも確かだ。
でも、止めればゼロで、続けていればそれなりに・・・と計算高いwitchの心は惑う。

コメント

アミ
2012年9月22日8:01

大いに迷ってください!
今、主人は、口にこそ出しませんが、ちょっと早く辞めてしまったか・・・と、思ってるようです。
63歳。 まだ、惚けてはいませんでしたもの。(笑)
アレから3年。 毎日が休日も、ちょっと辛いものがありますよ!(笑)

witch
2012年9月22日16:32

♪アミさん
商売と言っても生活必需品で、営業無しですから気楽なものです。
扱っている品目の一つは軒下に置くだけで稼いでくれる働き者ですので
廃業をためらってしまいます。

ご主人様、退職なさってから3年になりますか~。
能力を発揮できる場所があると良いですね。

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