山の天気は難しい
西日本から東日本にかけて大雨の予報が出ている。
6日~8日、私は某社の燧ケ岳と至仏山三日間ツアーに
参加したいと思っていた。
新しく買った登山靴を履く機会がなくて、夫もその気が無いので
「1人で行くわよ」 と宣言していたのだけれど、考え直して止めた。
天気予報に依ると、この三日間は雨と雷で大荒れの天気らしい。

「60歳からの百名山」という本で、同じ山域のツアーに参加しての体験談を読んだからだ。
ツアー登山はしないけれど、この山はアクセスが悪いので参加してみる気になった。
便利だけれど、天気が悪くても歩かなければならないのが困るなと心配だった。
心配が現実になって、雨続きの中をカッパを着て列をなして歩く羽目になった

正確ではないけれどこのような内容だった。
これは私達がツアーを利用しない理由の一つでもある。
その他にも料金が高いとか自由が利かないとか色々あるけれど・・・

昨日は地元の山の会の人たちが羊蹄山を目指して出発した。
しかし、登山口に着いた頃は天気が悪くなっていて、登山を断念したという。
登山口の駐車場に止まっていた車は、本州ナンバーとレンタカーばかりだったとか。
雷が鳴り出し、途中で下山してきたグループもある中で、殆どは強行登山していたらしい。
トムラウシ大量遭難事故は知っていても、自分達はそうならないと信じているのだろうか。
「山と天気の関係は難しい」と、つくづく思う。

コメント

ダリア
2012年7月7日16:04

たぶんそういうもんなんですよね。
「自分は大丈夫」と。
結果が違ってて初めて気づく。

「せっかく来たんだから」
ツアーだって、問題が色々浮き彫りになったのに、
いざとなると事故は他人事ですよねぇ

naochan
2012年7月7日21:42

良かったです。

そうそう、山は逃げませんものね。

安全第一。

witch
2012年7月7日23:14

♪ダリアさん
ツアーの場合、余程の事がない限り強行するようですよ。
濡れた岩場や、雷、強風の時は歩きたくないです。
多人数で行列して登ると落石の危険もあるし、団体行動ですから色々難しい問題があります。

>「せっかく来たんだから」
この心理は当然働きますよね。
昨年、北岳で靴を間違えて履いて行かれた時は 「慣れない靴だとダメだよ」と
甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に登るのを止めて、途中で帰ってきました。
これは個人だから出来る行動ですものね。

witch
2012年7月7日23:19

♪naochan
>山は逃げませんものね。
昨年登り損なった甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に、今月再チャレンジです。
でも、予定の日が天気が悪ければ、あっさりと中止か延期にします。

「安全第一」の言葉を忘れずに慎重に行動しますね。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索