「 レッドクレーの王者の座は譲れない ! 」
ナダルの執念が、生涯グランドスラムを狙うジョコビッチに勝った。
ジョコビッチには、史上三人目の四大大会4連続優勝の記録も
かかっていたけれど、そう簡単には達成できるものではないだろう。

ジョコビッチには、もう少し人間的な成長を望みたい。
現在世界ランクNO.1だからといって、史上最高のプレーヤーではなく
やがてその座は、もっと若いプレーヤーの手に移って行くものだから。
長い間世界ランクNO.1の座にあったフェデラーは、常に紳士的であった。

今日の決勝戦でのナダルのスポーツマンシップも、見事なものだった。
その1ポイントで勝利の行方が変わるかもしれない大切なポイントでも、
ラインパーソンの判定が間違えていれば、自分に不利になっても正直に申告していた。

思い通りにいかなければラケットを叩きつける、ベンチを叩き壊す、
旗色が悪くなればトレーナーを入れて、流れを変えるような行為は見苦しい。
誰からも尊敬されるプレーヤーになって初めて、ナンバーワンだと胸を張れるのだと思う。

コメント

loving-c.
loving-c.
2012年6月12日6:07

ジョコビッチも、マッケンロー(古いですね)みたいな人なのですね。
ジョコビッチと周囲の人たちは、
マッケンローを反面教師としないのでしょうか。

witch
2012年6月12日8:52

loving-c.さん
マッケンローとはちょっと違うような気がしますけどね・・・・
マッケンローは、判定が間違っているのを見逃せない純真さがありました。

ジョコビッチは自分の感情を押さえきれないのでしょう。
昨夜の決勝戦では、思い通のプレイができなかった場面で、
ラケットで自分の頭をガンガン叩いていました(笑)

ナダルは耐える男です。

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