これでもか、これでもかと、日本列島を襲う自然災害。
猛烈な勢いで流れて、氾濫しそうな川の濁流。
疲れきった様子で避難所に居る方々の不安そうな表情。
日本列島が破滅への道を辿っているような気さえしてくる。
災害はもういい加減にして欲しい。
贅沢は言わない。 平穏無事な日常を与えて欲しい。

台風15号と言えば、昭和29年9月26日の洞爺丸台風も15号だった。
滅多に台風が上陸しない北海道に住んでいて、初めて経験する台風の恐ろしさだった。
風呂敷に荷物をまとめて無言で座っている母の側に、私と妹は離れず座っていた。
兄が様子を見ようと雨戸のくぐり戸を少し開けたら、吹き込んだ風で家が壊れそうだった。
最大瞬間風速45メートルだったと記憶している。

台風一過の翌日は青空が広がって穏やかな朝だった。
学校に向かう途中で 「 洞爺丸が沈没した 」 という話を耳にした。
洞爺丸と貨物船4隻が沈没し1430名が犠牲になった、あの台風15号。
あの遭難をきっかけに、青函海底トンネル構想が出来たと聞く。

コメント

naochan
2011年9月22日8:55

まさに、日本を近畿から縦に横切る形の台風ですね。

そちらのご様子は今、どうでしょう?

近畿が収まったら、東海、関東、そして、北海道と。
ニュースを見て、気にしつついます。

どうぞ、お気を付けくださいね。

witch
2011年9月22日21:26

♪naochan
ご心配頂きまして有難うございます。
道東沖に抜けましたので、当地は被害はなかったようです。

殆どの台風がこのような進路を取りますので、台風の直撃に対する心構えが出来ていません。
だから上陸した時に被害が大きいのでしょうね。

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