振り返ってみれば・・・
孫達が来ている時、たった一輪咲いた白いクロッカスを見つけて
「あっ、綺麗 ! 」 と歓声を上げていた。
翌日には紫色のクロッカスがやはり一輪だけ花開いた。
その後雪が降ったりして、堅い蕾のままだったのだけれど
暖かさが戻った今朝、沢山のクロッカスが咲いた。
今時期の北国に咲く花は、福寿草とクロッカスだけ。
チビ孫が走り回って荒らしていった花畑は、土が固く締まっていた(笑)

あの時、チビ孫は 「 わたしのせいでお姉ちゃんが叱られた 」 と、泣き出した。
そんなチビ孫がいとおしくて、抱きしめていた。
翌日、チビ孫とママが入浴中に 「あの時どうして倒れたの ? 」 とそっとみきに訊いた。
みきは小声で 「 私がバランスを失っただけだから・・・」 と、それだけ答えた。
こんな優しい子供に育て上げたのはあのママだから、感謝しなくてはいけないのだろう。

「荷物が届いたよ。意外に早く届いて嬉しかった。おばあちゃん、ありがとう」
電話の向こうの孫達の弾む声を聞きながら、許してしまっている自分を感じた。

コメント

chum
chum
2011年4月6日9:10

うわー・・・チビ孫ちゃん・・・なんてかわいい!
姉孫ちゃんも、わかっていますね。なんて愛しい二人!

心温まるお話をありがとうございます。

ママの視点とおばあちゃんの視点、違うからこそ、いろんな考えがあるという事を
子供は知るのだと・・その違いが育む部分がとても貴重だと・・
そのうちにママも気がつかれるのでは?と私が書くのは偉そうですが(笑)

春休みお疲れ様でした(^^)

witch
2011年4月6日10:25

♪chumさん
子供にとって一番大切な人は母親。
だから、ママが悪く思われたくない、守りたいという意識が働くのでしょう。
孫達は本が大好きで、いろいろなお話を読んでいるのが、心の成長に役立っていると思います。

話はガラリと変わりますが、夫は息子達が読んだ本を「孫が来たら読むかな 」と
大切に本棚に飾ってあります。
チビ孫は2階にあるあるこの本を手にとって調べて、「ここに良い本は無いな ! 」(大笑い)
近くの図書館分室で、それぞれきれいな本を7冊ずつ借りてきて、しばらくは静かでした。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索