「まおの熱が昨日、一昨日と下がっているので○○に行って来ます」
朝、息子から出発報告のメールが届いた。
良かった、良かった。 予定通り海水浴を楽しんで来られるね。

子供はこうして親の愛情を受けて、日々成長をしていくのが当然なのに、
親に見捨てられ、暑い室内で飢えと渇きに苦しみながら、これ以上無いような
残酷な死を迎えなければならなかった幼い二人の事が頭を離れない。

23才の娘が幼い二人の子供を抱えて離婚したら、親はその生活を心配しないのだろうか。
娘と孫たちにとって何を援助したらいいのか考えないものだろうか。
母親に我が子が死に至るまでの苦しみに対する想像力が欠如していたとすれば
祖父母には、救いの手を差し伸べなければどうなるかの想像力に欠けていたように思う。
両親が娘と孫の生活に無関心だったとすれば、これまた残酷なことである。

児童虐待のニュースに触れる度、自分の孫を「可愛い、可愛い」と言う心の中で
後ろめたさを覚えてしまう。

コメント

la vie en rose
la vie en rose
2010年8月4日23:45

witchさん^^

こんな言い方はなんなのですが
最近のニュースを見ていると気色悪いです。
年老いた親と連絡を取らないままだったりとか、逆に親が子ども夫婦と理由もなく疎遠になることに疑問を持たないとか。

年老いていく親を持ち、自立していく子どもを持つ立場で
色んなことを思います。
親子って何だろう?

witch
2010年8月5日0:07

♪la vie さん
断ち切ることが出来ない血の繋がり、親子の絆というものがあるはずですよね。
年老いた親の生死を知らないなんて信じられないことですね。

干渉し過ぎない振りをしつつも、常に気にしながら生活するのが正常な姿だと思うのですが
色々な事が表に出てくると、驚きと人間性の変化を嘆きたくなります。
死亡届が出されなければ年金を支給続けるなんて、悪いヒントにならなければいいのですが・・

アミ
2010年8月5日6:02

可哀想で、いたたまれない気持ちでいっぱいです。
べったりもいけませんが、その反対も怖い。
なにごとも「程ほど」。
私の好きな言葉、【中庸】が一番かと・・・。

witch
2010年8月5日8:08

♪アミさん
押し付けにならないように、さり気なく関心を持つのが普通だと思うのですが・・・
この普通の状態が失われて悲劇を生む事例が多くなりつつあるように思います。

亡くなった幼子二人にとっては、死刑判決を受けて処刑される以上の苦しみだったでしょう。
頼るべきママを求めて、必至に泣き叫んでも助けの手は差し伸べられなかったのですから。
テレビに元気だった頃の写真が映し出される度、やりきれなさ以上の悲しみを感じます。

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