老化を遅らせたい人にとっては関心のあるタイトル。
医師によって考え方が違うし、読者の環境も違うから何とも言えない。
一時話題になった 近藤誠医師の「患者よ、がんと闘うな」的かな。
私は薬で体の調子を変えることが嫌いで、サプリとは無縁の人間だから
著者の意見に同意する点が多いけれど、人それぞれですからね。
もっとも同意する点は次の考え方です
老化を遅らせる効果があると確認されている方法は、二つだけです。
食べ過ぎないこと 」 と、「運動をすること 」です。 たったこれだけです。
この二つ以外には、現代の研究で、確たる証拠は出されていないということです。
こうした基本的なことも守らないで、つまり乱れた食習慣や運動不足も改めないで、
「アンチエイジングにいいから」とサプリメントなどに走ってしまうのは
本末転倒ではないでしょうか。
 
1時間もあれば読み終わる本で、読後、手元に置きたい本だとも思わなかったので
図書館にリクエストして購入してもらった。
「リクエストして待っている人が沢山いるので、返却期限を守って下さいと言われた。
アンチエイジングに関心を持っている中高年、多いのですね。

コメント

猿滑骸骨
猿滑骸骨
2010年5月27日12:47

アンチエイジングもアンチ・アンチエイジングも過度に主張するのはどうかと思います。

この本で確たる証拠というのは、学術的な研究結果のことだと思います。そこでは、人によって効果があるようなよくわからないものは排除されているかもしれません。たとえば、サプリではビタミンCを一日1000mgぐらい摂取するのは、私の知るところでは肌に良い効果をもたらすようですが、必ずしもすべての人に効果があるかどうかはわかりません。過食と運動不足は万病の元ですが、それをしないだけで十分というわけでもないでしょう。

ようは人によるということで、自分に合っていると思える方法を自分で見つけて信じて実行するべきでしょう。そこには心理的な効果がありますし、様々に健康に気をつかうようになるという副産物もあります。そうした試行錯誤を「科学的根拠がない」と頭から否定するような「専門家」の発言は、「これをやれば万全」と宣伝する商売人と同じぐらい有害だと思います。

まあ、一番悪いのは、自分のことを「爺」・「婆」と呼んで、過度に年寄りであること強調したり、「老い先短い」等のネガティブメッセージを発することでしょう。PCがうまく使えないことの免罪符にはなっても、別の祟りがあるような気がします。

witch
2010年5月27日13:33

猿滑骸骨様
この手の本は自分に都合の良い様に、取捨選択して読んでいればいいのでしょうね。
老化を遅らせるのには「運動すること」 と言っても、運動できない人もいる訳ですから。
「これが私の健康維持の元」 と信じている人には、それは効果のあるものでしょう。
内緒ですが、夫もサントリーの「何とか黒酢」を飲んでいるようですよ (笑)

ただ、病院で耳にした患者同士の会話ですが、肝機能がどうしても回復せず
医師がやっと見つけた原因は、サプリの摂り過ぎで肝臓に負担がかかっていたとの事。
「な~るほど、そんなこともあるのか」 と勉強になりました。

chum
chum
2010年5月27日19:13

わたしもwitchさんと考え方が近いと思います。薬は風邪くらいでは絶対に飲まないし、飲むとしても処方箋のみです。
体調崩したらまずは日常生活の見直しと、食べ物で。
どうしても疲労が回復しなくてつらい時はサプリも考えていましたが
最近母から高麗人参をつけたお酒をもらったので、これをチビリとやります。
すごく効く(笑)
わたしは薬膳の考え方が好きなので、どうしても西洋の考え方は否定的なのですが・・
アンチエイジングという言葉は好きじゃなくて、ナイスエイジングでありたいです。
年齢相応でもなんでもいいので、とにかく“幸せそうな人”でいたいです。

witch
2010年5月28日1:46

♪chumさん
私も熱が出れば解熱剤、必要なときは処方された抗生物質、痛みには鎮痛剤を服用します。
著者はアンチエイジングよりwithエイジングをと言っているようです。
chumさんの仰るとおり、自然の摂理に従って年齢相応の老いを受け入れる方が
幸せに生きられるということでしょう。

chumさんのように食事については、特に食材のバランスについては結構気を使っているんですよ。
食事は生きる事の基本ですね。

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