北海道の山歩きで一番怖いのはヒグマです。
万が一ヒグマに出会ったら、決して慌てて逃げてはいけない。
視線をそらさずじっと対峙して、クマが引き取るのを待ちなさい。

なんて言われますけど、私にはそんな事できる訳がありません。
鎖に繋がれた犬と睨み合って、制圧するのが関の山です。

実は今日、仕事で行ったお宅の犬がギャンギャン吼えるので
無言でジーッと睨み合いをしたら、犬の方が私から視線をそらして
あっちを向いて、寝たふりをし始めました。
「オッ ! 勝ったぞ 」 と言って、夫に笑われましたけど。
せいぜいこの程度、ヒグマに出会ったら一目散に逃げ出します、多分。
ヒグマが怖いから、北海道の山はメインルートを歩きます。
本州の山はクマの心配が無いので、安心して歩けるから好きです。

最近、山菜取りで道に迷い、救助要請する事故が増えているようです。
つい先日は、99歳の男性が救助されたとのニュースに驚きました。
99歳で山菜採りに行く元気にも驚きましたが、家族が止めなかったのにも驚きました。

私は笹竹が大好きですが、蕗やウドを採りに山に入る気にはなりません。
ある秋、夫が知り合いに誘われてきのこ採りに行き、得意そうに沢山持って帰りました。
しかし、そのきのこの裏側には小さい虫が付いていて、気持ちが悪くなりました。
せっかく採ってきた収穫物を、「アラ、イヤダ」 と捨ててしまう訳にもいかず
塩水に漬けても、あの虫を思い出すと口にすることもできません。
さすがに、夫も翌年からはきのこ採りに行くと言わなくなったので、ホッとしています。

7月の高山植物が満開の頃、2日間ほど大雪山系を歩く予定です。
クマにこちらの所在を知らせる鈴、忘れないで持って行こう。

コメント

naochan
2010年5月23日14:34

ウフフ、犬とのにらみ合い、勝ちましたか。
witchさんらしいなぁ。。。(失礼)

今日、だんなさんから注意されました。
こちらの新聞に載っていた記事を見て、
犬にかまれて感染症で亡くなった方が多いとか。

動物好きの私は、すぐにお散歩中のワンちゃんに
近寄って、「可愛いですね」なんて言うものですから。
だんなさんは用心深くて、見てるけど絶対に触らない人です。
「お前は、見てて危なっかしい」といつも言われちゃいますわ。トホホ

witch
2010年5月24日1:19

♪naochan
へへへ、いい年して何してるんだかって感じですね (笑)
「犬に対してはなめられてはいけない、上下関係をはっきりしろ」 って
言われていますので、試してみました (笑)
夫は犬が苦手で、犬にもそれが分かるのか行く先々で吼えられるんですよ。

ご主人の仰る事は正しいと思いますよ。
以前のDNで書いたかもしれませんけど、犬好きの知人が、いつも可愛がっている近所の犬に
いきなり口に噛み付かれ大怪我を負い、入院して形成手術を受ける事故がありました。
鼻の下から口にかけて傷跡が残り、若い女性だったら悲惨でしたよ。
それで、孫が無防備に犬に顔を近づけた時は「危ないから」 と注意するのですが
嫁には分かってもらえず 「動物との触れ合いなのに・・・」 とムッとされてしまいます。
長く生きているからこそ分かる事もあると思うんですけどね。
naochanも気をつけて下さいね。 お顔に傷跡が残ったら大変ですから。

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