世界のベスト6で競われる大会にしては全体に低レベルだった。
優勝したキム・ヨナもジャンプの失敗だけでなく
滑りにキレがなかった。
3回転+3回転ジャンプをコンスタントに決めていたはずの
カナダのロシェットも絶不調。
実力を十分に発揮したのは銅メダル獲得の鈴木明子だけ。
先に演技した選手の不出来を見てから演技した安藤美姫は
演技の難易度を落として金メダル狙いに行ったけれど計算違い。
結局フリーでキム・ヨナに逆転優勝を許してしまった。
リスクを冒してでも難しい技でパーフェクトを目指す攻めの演技をして欲しかった。

五輪切符を手に入れた織田信成も守りの演技で4回転ジャンプ回避。
失敗したけれど4回転ジャンプに果敢に挑戦した高橋選手には拍手を送りたい。
2月のオリンピックまでにはスタミナも付いて、レベルアップしているに違いない。

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