単行本 滝上 宗次郎 講談社 2006/06/09 ¥1,680
年明け早々からテレビ番組数本で家族介護の大変さを見た。
今まで手厚かった介護保険が高齢者の増加と共に破綻の危機にあり
「要介護」から「要支援」に認定が格下げになり、辛い生活を強いられている老人と
介護する家族の姿を見て、離れて暮らしている子供達に負担を掛けるより
お金で解決するなら「有料老人ホーム」という選択も有りかなと思って読んでみた。
数千万円の入居一時金を払って「死ぬまで大丈夫」と安心していても
認知症や寝たきりになった場合は退去させられるから「終のすみか」にはならない。

「入居契約書」を事前に見せるホームは少なく、「重要事項説明書」は入居後に渡すか
請求が無ければ渡さないホームが殆どとの事。
最も重要な「解約特例」(契約して入居後90日以内に解約した場合入居金の殆どが戻る)
の条文がない場合、途中退去した場合大金を失う事になる。

私達夫婦は共に親を介護する苦労を知らずに過ごしてきたので、この本で色々勉強になった。
やっぱり「終のすみか」は有料老人ホームでなく、自分の家でありたい。
「そうは問屋が卸すかどうか」 心掛けを良くして神様にお願いするしかないようだ。

コメント

ふーみん
ふーみん
2008年1月14日10:09

本当に心配にです。
親の事も自分達の事も・・・

私も、心掛けを良くして神様にお願いします。。

witch
witch
2008年1月15日0:12

基本は健康体ですね。 元気でさえあれば何とかなるでしょう。
考えすぎないで明るく日々を過ごす事が大切かもしれませんね。

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