単行本 養老 孟司 新潮社 2007/11 ¥1,260
老人になる前の年齢の人がサラリと読み流す本かも知れない。
若い人が読み始めたら 「何だコリャ」 と途中で止めるだろうし
真剣に読んだら、養老猛司に議論を吹っかけたくなりそうだ。
特に「訓の七 年金を考えない」 の項は、ちょっと認識不足。
「年金に期待しない」 と言ってるけれど、定年まで大学教授を勤め
70歳といえば年金額において、もっとも優遇されている年代。
一般庶民とはかけ離れた場所で生きている人種のような気がする。

コメント

naochan
naochan
2008年1月5日10:31

>一般庶民とはかけ離れた場所で生きている人種のような気がする。

そうなんですよ。
こういう本を書かれるお方は、結構お金に苦労されていなくて。
そりゃ、あなたはいいわよ、と突っ込みたくなりますよね。
だから、witchさんに一票!!

ねーこ
ハイジ
2008年1月5日11:38

そうそう!
あと社会問題になっている“イジメ”や“虐待”なんかもそうですよね。
ある本を読んで「はぁっ?」って思ったことがあります。

witch
witch
2008年1月5日14:28

♪naochan 
養老先生も、お金に関しては奥様にお任せなんでしょうが
庶民感覚とかけ離れていると思いますね。
近所に低所得者向け感じの公営住宅がありますけど、燃料費の支払いも
2ヶ月に1度の年金支給日の方が多いですし、皆さん慎ましく暮らしていますよ。
生活保護受給者も沢山いますが、こういう人の生活が分らないんでしょうね。

witch
witch
2008年1月5日14:32

♪ハイジさん
子供が学齢期のときは教育関係やいじめ関連の本もよく読みましたけど
評論家の発言に 「分ってないなぁ」 と思うことがよくありました。
自分の子がいじめられる立場に無ければ、なかなか理解できないんでしょうね。
被害者にならなければ被害者の辛さを本当には分らないものだと思いました。

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