友人の90歳過ぎのお父様、脳梗塞後長期療養中、現在意識は無く栄養は点滴のみ。
3年前に心臓にペースメーカーを埋め込んだので逝くに逝けない状態が続いている。
神様が長い寿命を授けて下さったのだろうか、医師もその生命力に驚いている。

美容室を営んでいる友人は、多忙な年末年始に仕事を休む事態になることを心配している。
毎定休日毎に海底トンネルを潜って看病に通ってきたから、親孝行は十分した。
「もう、そろそろねぇ」 と本音をポロリ。 その気持ちは良く分る。
この期に及んで「人工呼吸器はどうしますか」 と医師から質問があり、それは拒否。

医療の進歩のお陰か、天寿の故か、逝きたくても逝けないご本人も辛い事だろう。
他人事ではない。 私も逝くのを待たれる状況になったらどうしよう。
「一人きりでそういう状態になりそうだったら餓死するわ」 と今は思うが
それさえも自分の思うがままにならなくなったらどうしようと、ちょっぴり憂鬱。

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