「神様・仏様・稲尾様」 あの日本シリーズはラジオで聞いていた。
巨人を応援していたけど、稲尾投手の鉄腕振りにはただただ驚いた。
あの頃の西鉄ライオンズ、中西・豊田・仰木・高倉と良い選手が多かった。
作詞家 阿久悠さんが亡くなった時も複雑な心境になったけれど
稲尾氏の10月2日の元気一杯の映像を見て一ヵ月半後の訃報を聞くと
「自分にもいつ何時死神が訪れるかも知れない」 という気がしてくる。

今月上京した時、次男宅訪問予定の前日の3日に嫁ちゃんのおばあちゃんが亡くなった。
100歳近くまで長生きなさっての大往生で、彼女は急遽実家に帰って留守だった。
「私たちの老後は経済的には心配かける事はないし、二人揃っている間は、先立った方の葬式は
残った方がするけれど、最後の一人の後始末はしてもらわなければならない」 
と、親子水入らずだったので頼んで来た。
「それは順番だからきちんとするさ」 と請け負ってはくれたけど
山だテニスだと駆け回っている親を見ているから、現実問題として考えているかどうか疑問だ。

夫は自分の死など考えたくもない、怖いものから目を逸らしたいタイプだけれど
私は見かけとは違って「死のシナリオ」 をそっと書いてみる変な奴。
誰かが聞いたら 「ワッハッハ 貴女が ? 信じられなーい」と大笑いされそうなんだけどさ。

コメント

naochan
naochan
2007年11月14日1:15

私も稲尾さんの訃報を聞いて、びっくりしました。
まだまだ70歳でお若い。その上、急変されたとか。

witchさんの竹を割ったような性格だと信じられるのではないでしょうか?
色んなことを考えておられること。
私も見習おうと思いました。

witch
witch
2007年11月14日8:33

昨日の夕刊に地元の有名洋菓子メーカーの創始者が53歳の若さで急逝の訃報が載っていました。
大動脈瘤破裂だったそうですが、前夜の会合で酒を酌み交わした方のコメントを読んで
「人間、いつ何が起きるか分らないなぁ」と改めて感じました。
naochanはまだ若いけど、私の年齢になったら気持ちと身辺の準備は必要かなと
色々な方の人生の終わり方を見てきて、つくづく思います。

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