十勝岳登頂

2006年8月6日
十勝岳登頂
5時の登山開始から6時間後、11時に強風の十勝岳頂上に到着。
富良野岳→三峰山→上富良野岳→上ホロ→十勝岳の縦走完遂。
上ホロ分岐からショートカットで上富良野岳頂上に出るつもりが
分岐点通過時間が早過ぎて、うっかり分岐標識を見逃す大失敗。
30分位してから間違いに気付いたが  「行くしかないっしょ ! 」
三峰山を越える破目になり結局2時間20分も多く歩いてしまった。
(上ホロカメットク山から辿って来た富良野岳を振り返る)

出発時間を予定より1時間早くしていたのと休憩時間短縮で、ゴールの吹上温泉には
ほぼ予定時間に到着。
白銀荘の温泉で汗を流し、着替えて予定通り14時21分のバスに乗った。
1日に3便より走らないバスだから、乗り遅れるとちょっと面倒なことになる。
先行していた夫は、標識を見逃した事に対する情けなさと、責任を感じ落ち込み気味。

スケジュールは私が握っているから、頭の中で計算して「なんとなるなぁ」と思ったけど
「まったく〜。 三峰山越えはハードだし、2時間半も多く歩くんだよ〜」 と何度も文句。
いつの間にか私のリュックは空のペッボトルで、中味が入ったのは夫のリュックに移動。
責任を感じて私の荷物を軽くしてくれた。

十勝岳に近づくと次第に風が強くなり、軽量級の私は向かい風が最大の敵になった。
頂上にはかなりの人達がいて、皆登頂を喜び合い、嬉しそうに記念撮影をしている。
私達もシャッターを押してもらい、岩陰で風を避けながらしばし滞在。

さて、望岳台への急な下山道は、火山礫と火山灰で足元が悪く歩きにくい。
私は慎重に歩いたけれど、駆ける様に下る若者に負けじとスピードを出して下りた夫は
2度も転倒し、一度などあわや岩に頭を打ちつける所で、支えた手に怪我をしてしまった。
駆け下りる若者達もあちこちでズズーッと転んでいるんだから張り合う事もないのにね。
まったく、男ってどうして見栄を張って負けじと張り合うんだろう。
「頭を打ってたら死んでたかも知れないよ。頼むからやめてよ」とまたまた文句のwitch。
コースタイム8時間50分を休憩時間込みで8時間50分で縦走した私達、まだまだ若いね。

ラベンダーエクスプレス4号→S北斗22号と乗り継いで23時に帰宅。
小さいアクシデントは有ったけど、今回の登山も無事終了して良かった。 ヤレヤレ ! !  

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