「ぼくとY子の希望を全部取り入れるのは予算的に無理だと言う事が分かったよ」
先日、電話で激しくやり合って、色々検討した結果やっと分かりつつあるらしい。
翌日Sakiちゃんと一緒に能天気な電話を寄越しつつも、きっちり考えたらしい。

現在、息子夫婦と意見を調整しあっているのは息子のマイホーム取得について。
Sakiちゃんに言わせると「家族が増えて新しいお家に移ったら白い犬を飼うの」
「イチゴとミニトマトと柿の木を植えるの」

きっとSakiちゃんは柿が大好きなんだよ。
秋になって柿を食べて、いっぱいいっぱいお庭に生ったら良いのにと思っているんだね。
「柿は無理かも知れないけどミニトマトならたくさんできるかもよ」
「そっかー。ミニトマトにしようか〜」なんて話していた。

人生で最大の買い物はマイホーム。 東京都下なら7千万円以上。
通勤可能周辺県で4〜5千万円。 決断するまでには意見の相違も色々あって当然。
若い勤め人が自己資金で取得するには負担が大きすぎる。
しかし 「お金は出しても口出すな」 の態度は許す事が出来ない。
おまけに親の家をバカにしたような口ぶりに、Witchは噴火爆発した。
理想通りの家は宝くじにでも当たらない限り無理だという事に気付いたらしい。

Sakiちゃんの小学校入学に合わせて商売を引き継ぐという事も考えていたけれど
人口減。とりわけ得意先は高齢世帯が多くて自然減が見込まれる。
新築住宅のオール電化と価格の安い天然ガスパイプの延長で
LPGの将来に希望が持てない。
などの理由で私達の代で終わりにする事に決断した。
売り上げが半分になっても私達の隠居仕事としては丁度良い。 しかし
子に譲るとなると「現状維持しなければ」と、夫のプレッシャーになりそうだから。

息子達を曖昧な立場に置いてしまっていたから、マイホーム資金は援助する。
しかし大きな買い物。 納得して決めるには色々あるのも当然だよね。
それと、死ぬまでの始末は自分達できっちりつけなければならないという事だ。

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