白血病闘病中の友人

2005年11月7日
 本多美奈子さんの訃報は残念で悲しいニュースでした。
彼女も市川団十郎さんも病気に立ち向かっているのだからと励みにしていたA氏。
市川団十郎さんも再発して闘病生活に戻ったとのニュースを聞いていましたし。

テニスの友人A氏が白血病と診断されて入院してからちょうど1年になります。
A氏の闘病について書くのはプライバシーの問題もあり、不快感を持つ方も
いらっしゃるだろうと思い避けておりましたが、少しだけ書かせていただきます。

7月初めに行われたA氏の臍帯血移植は成功し、白血病は押さえ込まれております。
ただ、肝心の白血病以外のところで思わぬ障害が起きてしまいました。
無菌室から一般病室に移って間もなく酸素の供給が途絶えてICUに運び込まれ
生死の境をさまよう事になってしまったのです。
看病の身内の方が異常に気づいたと言う事ですが原因は私には分かりません。
幸いにも体力のあるA氏は持ち直して回復し、再び一般病室に戻る事ができました。
しかし酸欠状態が続いた結果、脳に後遺症が残ってしまったのです。
現在はそのリハビリの為に転院先を検討していると伺いました。

ICUに運ばれた時は五分五分と言われ、私も夫と友人の3人で駆けつけました。
その時見た彼の様子と、脳に後遺症が残ったという友人の報告から
その後お見舞いに行けないでいるのです。
「元気さが売り物の私が、あのような状態になったら誰にも会いたくないだろう」
そう思うと行けないのです。

ICU以後の事は伝聞ですから、どこまでが真実かは分かりません。
しかし、臍帯血移植を受ける前から内容に疑問を感じるA氏からの電話を
何度か受けていました。
「移植さぁ、受けなくても良くなったんだよ。奇跡的に白血病細胞が消滅して」等。
友人に確めたら「そんなことはない。予定通り行われる」ということで
私の聞き違いとしか受け止められませんでしたが、間違いないんです。
それ以外にも「変だなぁ」と思われる内容の電話がかかって来ていました。
ですから、脳の後遺症が酸欠のためだけなのかは疑問に思いますが、
私には分かりません。

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