人生の黄昏時

2005年8月30日
 結婚して一人が二人になって、子供が出来て家族が三人、そして四人になって。
入学だ卒業だ入試だとバタバタしているうちに、気がつけば夫婦二人の生活。
正に人生の黄昏時。 やがて一人に戻って行くんだと感じた一日。

 高齢のお客様から息子さんの所に身を寄せるからと電話があった。
アパートを経営して、しっかり一人暮らししていたその方もすっかり弱ったご様子。
ご夫婦と子供さん3人の名前がそのままになっている表札を見てジーンとした。

 私達もいずれどちらか一人になったら、何処まで頑張れるんだろうか。
地元に身元引受人が居なければ、入院する時も問題があるんだろうな。
「親の事は心配に及ばず。自分達の事だけしっかり考えなさい」と言い続けてきたけど
突っ張り通せない時が来るかも知れないと、深刻に考え込んでしまった。

しかしまだ明るさが残っている黄昏時。 走れるだけ走り続けよう。

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