昨秋から闘病中のAさんに関してのお電話を頂いた。
1ヶ月前にお見舞いに行った時、別人かと思うほどの変わりようだった。
その時すでにWBCが6万になったと聞いたので、心配し続けていた。

12日に医師から今後の見通しについての詳しい説明があったと言う。
4月1日から施行された個人情報保護法の解説で
「家族や親族への情報提供は患者本人の同意が必要になる」というのを知り
「問題ありじゃないの」と疑問に感じていたが、このように深刻な場合でも
まず患者に宣告するというやり方はどんなものだろうか。
Aさんは身内への情報提供を拒否し、独りで病気と闘う事を選択した。

 食事も辛うじておかゆを流し込む程度になってしまい、落ち込みは激しいという。
「テニス仲間とは話をしたい様なので、行って欲しい」との電話の内容だった。
勿論、わずかでも元気付けられるように、夫と共に駆けつけるつもりだ。

 患者本人の個人情報だとしても、このようなやり方は問題が大きいと感じる。
どんなに精神的にタフな人だって、ストレスで病気が悪い方に向かってしまう。
医者も患者の立場に自分を置いて、耐えられるかどうか考えてみる必要があるだろう。

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