すい臓がんと闘いながら大学の教壇に立ち、新聞に闘病記を執筆し続けていた
相馬暁先生がお亡くなりになった。 63歳での早すぎる旅立ちが惜しまれている。
ここのところ、随時掲載の「相馬暁のがんと向き合う」が途切れて心配していた。

エッセーは闘病中にもかかわらずユーモアがあり率直な気持ちを表現なさっていた。
死と向き合って、ご家族や教え子や農業者に対する愛情にあふれるものだった。
健康な時のテレビ出演での話し方は、優しい温かさとユーモアに満ちていた。

「700日生きてみせる」の目標には、わずかに届かなかったけれど
「余命240日」の宣告にもかかわらず、強い生き方で同病の患者や家族に
勇気を与えてくださった相馬先生。 安らかにお眠り下さい。

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