北斗星、新幹線やまびこ、仙山線と乗り継いで9時14分に山寺駅到着。
仙山線沿いの紅葉は真っ盛りなのに、色合いは今ひとつ鮮やかとは言い難い。
台風の影響で枯葉色が混じっているようだ。でも朝日を受けて秋色が輝く。

 山寺は抜けるような青空。ゆっくり時間をかけて静けさを楽しむつもり。
1015段の石段を上るにつれて、白い雲が湧き上がってきて幻想的な風景になる。
五大堂に着いた時は下界は見えず。雲上の山寺は俗世と離れた幽玄の世界の感。
とりあえず山の頂にある奥の院へと歩を進めた。
静けさの中に、立石寺と岩壁と紅葉の風景をじっくり堪能しつつ再び五大堂へ。
雲はきれいに晴れている。腰を下ろして数人の人々と歓談し優雅な時間を過ごす。

 12時5分の仙山線で愛子(アヤシ)駅へ。バスで二口峡谷・秋保大滝へ向かう。
秋保大滝の滝壺に下りたりして過ごしたが、多少期待外れで時間が余る。
秋保大滝15時52分発のバスの仙台駅到着予定時刻は17時19分。
帰りの新幹線はやて21号17時38分に間に合うか、実は大変心配していた。
前日宮城交通に電話を入れ、遅れる可能性に付いて問い合わせていた。
夫は「時刻表どおりに走るに決まってる」と言い切っていたが、私は心配だった。
バスの最前列に座り運転手に訊いたら「あ〜。絶対間に合わない」と平然と言い切る。
ラッシュにぶつかるから30分は遅れるって、ならそういう時刻表にしてくれよなぁ。
はやて21号に乗り遅れると、スンナリとは帰ることが出来ないから一大事。
遅れた場合の接続を色々調べていると、運転手が閃いたアイディアを提案してくれた。
秋保温泉で下車してタクシーで愛子駅へ。仙山線に乗れば何とかなる。
で、タクシー会社の前でバスを臨時停車させ降ろして下さった(感謝)

無事はやて21号からスーパー白鳥21号へ乗り継いで22時に帰函できました。
旅行第二部はハラハラドキドキ。かなりのスリルを味わってしまいました。

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