横津岳散歩

2004年9月11日
 快晴。絶好の洗濯日和で大物を洗濯。ガラス拭き。
青空が勿体無いので、昼食後横津岳の様子を見に行く事に話がまとまる。

 山の麓の方は台風の塩害で木の葉が相当痛めつけられていた。
風の通り道になったと思われる場所では倒れている木も見受けられた。
登るにつれて木の根の張り方もしっかりしているのか意外と被害はないようだった。
途中の山道はまるで「すすき街道」 紅葉はまだ全然していない。
笹薮からガサゴソと音が・・・。熊じゃないよね〜。
飛び出したのはキタキツネ。 そしてエゾリスも登山道を横切った。

 ゲート前に車を止めようと思ったら、見た事のある顔が・・・「あれー。あの先生かなぁ」
車から降りて荷物を整理しながら談笑している若者達に「高専の方達ですか?」と訊くと
「やっぱりそうだ。僕も見たことあるなぁと思ったんですよ」とボスが。
夏休みにコンピューター講座で教えて下さった高専のK先生とその弟子達だった。
助手だったE先生や学生さん達も見覚えのある顔ばかりだった。
横津岳〜烏帽子岳〜袴腰岳を回って5時間の山歩きをしてきたとの事。
夏休みには大雪山からトムラウシに行かれたとの事でしばしの間山談議で話が弾んだ。
思いがけない場所で、思いがけない人に会うって嬉しいなぁ。
たった5日間の講座だったのに、私の顔を覚えていて下さったのも嬉しかった。

 横津岳は空気が澄んでいて遠くまで良く見渡す事が出来た。
本州側は岩木山と八甲田連峰。手の届きそうな所に駒ケ岳とじゅんさい沼。
噴火湾の向うに見えるのは羊蹄山かな? 大千軒岳の頭だけ見える。
「全体の広がりから見ると函館山はホクロ位にしか見えないね」と笑い合った。
なんたって空と海が果てしなく広いんだもの。

6km。2時間の横津岳散歩は楽しかった。

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