早朝の気象情報では東北南部のお天気が良いらしい。
今日は東北南部。宮城・岩手・秋田の3境の山、栗駒山登山に決定。

 東北新幹線はやて4号で 盛岡発 7:53  一ノ関着 8:25
今夜の宿泊ホテルは一ノ関なので、全ての荷物を担いで出発。
一ノ関駅で不要な荷物を仕分けしてコインロッカーへ入れた。
それを見ていた中年のご婦人二人に「どこの山に行くの?」と訊かれた。
「須川温泉から入って栗駒山へ行きます」と答えると
「須川温泉に行く道路は土砂崩れで通れないんでないかい。」とご婦人。
あ〜。秋田駒ケ岳でそういう情報は聞いていたがやっぱりダメか〜。
すると居合わせた男性が駅の傍に観光案内所があることを教えてくれた。

 観光案内所は9時前なので閉まっていた。そこで隣の交番に飛び込んで
「北海道から(ここがポイント)来ているが、何とか行く手立てはないだろうか」とSOS。
親切な警察官はバス会社と須川温泉ホテルに電話を入れて問い合わせてくれたがダメ。
「タクシーで行くしかないかな」と言うと「とんでもない。往復2万6千円もかかる」と言われる。

出てふと見ると“トレン太くん”があるじゃない。レンタカーにしよう! !
6300円でレンタカーを借りて宮城県のいわかがみ平から中央コースで登る事にした。
10時にいわかがみ平駐車場に到着。準備を整えて登り始める。

このコースは家族向け。一時間半で頂上に着いてしまう。しかもひたすら単調に登るだけ。
こういうのはあんまり好きではないが贅沢言ってる場合ではない。
3日間で最高の天気。時折吹いてくる澄み切った風が汗を飛ばしてくれる。
『この風は山での最高のご馳走だわ』と心の中で感謝する。

 11:30頂上(1627m)に立つ。お天気が良いのでゆっくりと昼食を食べ
他のグループと談笑したり写真を撮ったりして、12:10頃から下山開始。
遠回りして東栗駒山山頂経由で下山したが、沢を渡ったり荒れた道で結構大変だった。
途中45人の福島からの登山ツアーと行き違ったが、団体登山のコースじゃないよ。
しかもいくら登り優先だからって、45人通過するまでたった2人を長時間待たせるか?
先に2人を通すのが常識でしょ。少しばかり頭にきたぞ ! !

 1時間半程でいわかがみ平に到着。ソフトクリームを食べて一息入れ2時帰路へ。
“トレン太くん”到着の3時頃から大粒の雨が降り始め雷まで暴れ始めた。
早々に駅の側のホテルに駆け込み、夕食もホテルのレストランで済ませた。

急な坂道を登り続けて、傾斜が緩やかになると平地に感じるという感覚を味わった一日

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