祭りは終わった

2004年5月3日
 夕方の飛行機で息子達は帰京。
G.W後半の仕事を引き受けているという事で、早目の帰京となった。
窓を少し開けていたら、定刻に航空機のエンジンの回転数が速くなる高い音がして
離陸した機体は、すぐに雲の中へと消えていった。

 窓辺で「もう帰ってしまったなぁ」とポツリと寂しげな夫の一言。
「ヤレヤレ。無事帰って良かった良かった」と思う私は薄情なのか。
そろそろ疲れも溜まってきたし、静かな日常に戻りたい気持ちもあるのよ。
それぞれがそれぞれの場所で、また一生懸命生活すればいいのさ。

 夕飯を食べ終わった頃「無事着いたよ。これから食事をする」と電話があった。
次いで長男から「東北の嫁ちゃんの実家にSakikoを連れて2泊して今帰宅した」と電話。
Sakiちゃんも「お馬にパカパカ乗った」と元気そうな声で話してくれた。

 私は遠く離れて暮らしているなんて気は全然しないのよね。
いつでも声は聞けるし、写真もすぐ届いて様子が分かるから。
気軽にずうずうしく、そこに飛び込んで行けない夫が気の毒だと同情してしまう。
自分の息子なんだもの遠慮する事ないと思うよ。
気になる事があったら、ズバリと忠告してやることも愛情だと思うし
一瞬、気まずい雰囲気が流れたとしても、尾を引かないのが親子なんだから。

楽しい休暇を過ごせるようにと、張り切って付き合って遊んで、少々疲れた。
今は祭りの後の静けさと気だるさの中に居るような感じがする。

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