地元経済 冬の時代

2004年2月2日
 強い風雨で大荒れの一日。仕事を早く切り上げて空港近くの温泉へ出かける。
なんと1/26から某不動産管理会社の管理物件になり営業停止との看板が出ている。
客は結構入っていたと思うのだが、初期投資の負担に耐えられなくなったのだろうか。
夫が言うには昨年から地裁の競売物件になっていたとの事。

 地元老舗のGホテルも他県同業者に経営移譲することになっている。
某金融機関からの出向者が経営建て直しに苦労していたのだが、ついにダウンしたらしい。
永年、多少の年引きがあり事情には気付いていたが残念な事だ。
宿泊客確保の為、安い料金で旅行社に売っていたのが原因らしい。
東京発の北海道旅行の安さは驚くばかり。
どうしてこの料金で成り立つのかという疑問と、逆コースの高さには不満を感じていた。
スキーパックツアーなど地元スキーヤーをバカにしてるのかという程の安さ。
薄利多売のつけが回ってきたということになるのだろう。

 すぐ近くのスーパーも経営状態が思わしくなく昨年A傘下に入った。
流通の関係で仕入れコストは下がって経営再建できるのかも知れないが
店内のレイアウトも品揃えも変わり買い物がし難くなり、すぐ隣なのに足が遠のいている。
地元には事情に通じている地元の経営者で。客の心をつかむにはこれが一番だろう。

 地元を離れて大学を出た若者が帰ってきて働くべき産業も無い。
地元経済界は冬の時代と言うより、凍りつきそうな気配でもがいている。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索