手術室の中の恐怖
2003年12月25日 今年最後のテニス。来年は1月14日から。
二男帰宅。18時頃激しい雷雨で心配したが
15分遅れで無事着陸。
親子三人水入らずで大人のクリスマスを過ごす。
息子からCDのプレゼントも貰ったし、ご機嫌な私。
*****************************************************
後片付け後、夕刊に目を通して、嫌な気分になる。
慈恵会医大付属病院での腹腔鏡手術ミス初公判の記事。
「こんなオペして、ヘボ医者。術式を変えて終わらせなさい」
との麻酔科指導医の叱責を無視したという点。
前立腺摘出の際「生まれました。男の子です」と冗談を言ったという点。
患者をおもちゃだと思っているかのような不真面目な態度に、
強い怒りを感じる。
手術室の中でも意識を失いたくないと思い始めたのはこういうこと。
私の手術の前日。どうしても外れない結婚指輪に苦労していると
執刀医の若い医師が来てこう言った。
「麻酔をかけてから外しますからいいですよ。
指輪に傷が付くのと、指に傷が付くのとどちらがいいですか ?」
笑ってしまった。「指に怪我させないで下さいよ」
その後、洗剤を使って執念で自分で抜いた。
私の前で看護師に「あれも、これも麻酔をかけてからする」と指示。
麻酔で意識がなければ、何をしてもいいと思ってるんだね。
手術室では患者は物としてより扱われないということだ。
それ以後、手術中どういう扱いをされるか見てやろうと思い始めた。
麻酔が効いているから、切られたって痛くはない。
それより、物体として扱われる方が我慢がならない。
全身麻酔の手術なら、こんな事は言ってはいられないだろうが。
手術室で意識を失う事の恐怖は、こういう体験から。
二男帰宅。18時頃激しい雷雨で心配したが
15分遅れで無事着陸。
親子三人水入らずで大人のクリスマスを過ごす。
息子からCDのプレゼントも貰ったし、ご機嫌な私。
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後片付け後、夕刊に目を通して、嫌な気分になる。
慈恵会医大付属病院での腹腔鏡手術ミス初公判の記事。
「こんなオペして、ヘボ医者。術式を変えて終わらせなさい」
との麻酔科指導医の叱責を無視したという点。
前立腺摘出の際「生まれました。男の子です」と冗談を言ったという点。
患者をおもちゃだと思っているかのような不真面目な態度に、
強い怒りを感じる。
手術室の中でも意識を失いたくないと思い始めたのはこういうこと。
私の手術の前日。どうしても外れない結婚指輪に苦労していると
執刀医の若い医師が来てこう言った。
「麻酔をかけてから外しますからいいですよ。
指輪に傷が付くのと、指に傷が付くのとどちらがいいですか ?」
笑ってしまった。「指に怪我させないで下さいよ」
その後、洗剤を使って執念で自分で抜いた。
私の前で看護師に「あれも、これも麻酔をかけてからする」と指示。
麻酔で意識がなければ、何をしてもいいと思ってるんだね。
手術室では患者は物としてより扱われないということだ。
それ以後、手術中どういう扱いをされるか見てやろうと思い始めた。
麻酔が効いているから、切られたって痛くはない。
それより、物体として扱われる方が我慢がならない。
全身麻酔の手術なら、こんな事は言ってはいられないだろうが。
手術室で意識を失う事の恐怖は、こういう体験から。
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