冬の寒さは・・・。

2003年12月8日
 今日も雪。
行きつ戻りつしながら、本格的な寒さへと向かっていく。
この時期になると、燃料供給という仕事柄出会う
辛い冬を越さなければならない人の事を思い浮かべる。

 しばらく注文の電話がないと思っていると
古い木造のアパートで独りひっそりと亡くなっていた。
こういう出来事は、そう珍しい事ではなく起きる。
今までの経験では、すべて中年過ぎの酒好きな男性。
女性がという例は今までに出会っていない。

 冬場は仕事がなくなって、失業保険ででも生活するのか
燃料代もきちんと支払えない状態になる。
北海道でストーブ無しの生活は不可能だから
支払いが滞っても「夏の間に少しずつでも払って」
ということにして、灯油を届け続ける。
ある日突然身内の方から「身辺整理に来た」という知らせを受けると
寒さと孤独をお酒で紛らわせながら、粗末なアパートで
独り寂しく亡くなったと思うと辛い気持ちになる。

この冬は、どうかその様な事が起こりませんようにと
祈りたい気持ちでいっぱいです。

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