買物の後、立待岬まで足を延ばしてみた。
津軽海峡から吹く風も暖かく、観光客ものんびりと海を眺めている。
冷たい風が吹きつける日は、そそくさと車に戻りたくなる場所。
今日の観光客はラッキーだ。

 私達も階段を下りて、ゆっくりと散策した。
ある岩壁を見て、若かった日のとんでもない出来事を思い出した。
岩場で泳いだ後「急な階段を登らずに岩壁を登りたい」と
多分、超お転婆娘だった私が言い出したんだろう。
Finish ! と最後に手をかけた岩がポロッと崩れ「危ない !」と思った瞬間
先に登り終えていた彼の手がスーッと伸びて私を引き上げた。
あのまま落ちていたら命知らずのバカ娘は死んでいたかも知れない。
彼は命の恩人だ。
その彼に最近は文句ばかり言ってる恩知らずな妻です。

 確かにその岩壁の岩は、今見ると崩れ易い性質の岩だ。
その出来事を「そんな事あったかー?」と夫は忘れているらしい。
今のじゃじゃ馬より、数倍飛んでるあばれ馬の私だったから
彼→旦那様の苦労も、並大抵ではなかったのでございましょうね。

 矯正不可能に付、今しばらくお付き合いの程よろしくお願いします。
 

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