ある日記を読んで、複雑な思いで一日を過ごしました。
自由であるべき日記に対して、意見を書くのはルール違反でしょうか?
「嫌なら読むな」と言われるのでしょうか?

「数十メートル先まで聞こえる末期癌患者の断末魔の叫び」
「何時間も嗚咽をあげ苦悶しながら死んでいく姿」
「家族の前で遺体に綿をつめていく看護士」

 ここの日記は、闘病中の癌患者さん・患者の家族も読みますよね。
「癌末期」という興味を引くタイトルで、読み始めたのですが
とても辛くて、気持ちの重たくなる内容ですね。
書いた医学生の方の実体験だとしても、刺激が強すぎます。
もう少し思いやりを持った表現は出来ないのでしょうか?

私の母も肝臓癌で40年以上前に亡くなりましたが
眠るような穏やかな最期でした。
誰の本で読んだかは忘れましたが、末期癌患者である看護士は
医師の「大丈夫ですよ。誰でも上手に死ねるんですよ」と言う言葉で
心が落ち着き安らかな死を迎えたという部分を思い出しました。

 上手に死を迎えられるという保障があれば、少しは死に対する
恐怖心は薄れるのではないでしょうか?
この日記を読んで「自分はどんな形相で断末魔の叫びを上げるのか」
と考えると、自分を制御できなくなる時が怖いですね。
誰も経験が無い、初めてのことですから。

色々な立場の人が読む可能性を考慮した内容であって欲しい。
そんな風に思いました。

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