左薬指骨折の彼女、病院帰りに寄ってくれる。
「テニスがないと何の楽しみも無いことに気づいた」と彼女。
「パソコンあるじゃないの。PCの勉強は奥深いよ」と私。
「夜遅くまでPCやってると、主人が『いつまでも何を・・・』って
文句言うのよ。9時就寝、5時起床に付き合えないわ」
「エーッ。我家も同じだ。私は日付が変わるまで起きて
いるから、しょっちゅう小さいトラブルの元になるよ」
「朝は6時前には起きて、何も迷惑を掛けていないのに」
ということで、同じ状況に二人で大笑い。

 私がPCを始める気になったのは、2年余り前。
思いがけない病気でダウンした時。
山だテニスだって駆け回れなくなった時楽しめる何かが
必要だなと考えた。
家にこもって本ばっかり読んでいたら、暗くなりそうだし。
インターネットを利用したら社会との繋がりが残りそうで
それで思い切って始める事にした。

 それまでは、「PC・インターネットを活用できなければ
社会人として失格。」といった風潮に反発して
敢えて手をつけなかった。
始めてみて、奥深さ・楽しさに引き込まれていった。
病気をして考える時間がなければ、楽しさに気付かなかった。
何が幸いするか分からないものだと思う。
今では子供たちとの連絡も取り易いし、孫の写真もすぐ届くし。
パソコンを始めてホントによかった。

ちょっとした怪我や病気に遭遇した事が、
感謝の気持ちを忘れて何気なく過ごしている日常を
振り返り反省するきっかけになったと思えば
少しは救われるかも知れないね。

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