特に予定の無い日。
夫の自慢の花木を見たりして過ごす。
雪柳の白・レンギョウの黄・しだれ紅葉の赤が美しい。
満開のシバ桜を遊歩道を散歩する方が誉めて下さる。
今年のツツジは当たり年の様子で、蕾が多く開花が楽しみ。
水仙・チューリップも咲き揃い、春は本当に心豊かになる。

 息子達二人が進学の為、家を離れてから十年が過ぎた。
それぞれ18年間より一緒に暮らす事が出来なかったという事だ。
母親は子供と接する時間が長いから、沢山の影響を与える事が出来た。
楽しい事・心配した事・嬉しかった事すべて自分のものになっている。

 夫は近年(特に二男が就職して親の保護を完全に離れてから)
「もっと遊んでやれば良かった。もっと旅行すれば良かった」と言う。
冬にはスキー。夏には海水浴・虫取り・キャンプ etc..
友達も加えて野球など、随分遊んでくれたと思う。
しかし、「これを伝えた」という確信が持てないのかも知れない。

 男親は不器用で、子供の心の中に入っていくのが苦手なように思う。
大学生の息子を空港まで送った後、自宅近くの丘の上で
その飛行機が見えなくなるまで、一人見送っていたのを
私は知っている。その後は無口で不機嫌で・・・。

 父親の誠実な姿を見て成長したからこそ
社会人として自立した息子の現在がある。
言葉多く伝えなくても、父親の役割は十分果たしていると思う。

これからは、せいぜいテニス・旅行・登山で楽しもうよ。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索