気持ちの良い春の陽気に誘われて、桜が丘通りの散策に出かけた。
満開の桜のアーチを見上げながら夫とのんびり歩いていると
駆け寄って来た方の笑顔に 私も「あっ!」という笑顔で答えていた。
高校時代の運動部の先輩の、変わらないお元気そうな笑顔だった。
1年生の時の部長で、それこそ「同じ釜の飯を食べる」という間柄だった。
遠征の時は各自お米を持参した時代だった。

 汗まみれの辛い練習も、この先輩の温かさに支えられて
耐えることが出来た。
今振り返っても誇る事が出来る、あの熱い青春の一ページは
先輩のお陰で成し遂げることが出来た。

 お会いしたのは17年振り。
指導してくださった先生を囲んで一度だけ会食をして、それ以来。
少しもお変わりない温かさに感激し、遊びに来ていただける事を
約束して別れる。

 昨日の嘘つき人との事は もうどうでもよくなった。
 あんな事にこだわった自分が小さく感じられる。

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